「大容量でお得!」「まとめ買いで節約!」そんな言葉につられて買ったはいいけど、置き場所に困ったり、食べきれなかったりした経験はありませんか?
一人暮らしでは、まとめ買いが必ずしも「得」になるとは限りません。今回は、一人暮らしのまとめ買いのコツと注意点を紹介します。
嗜好品のまとめ買い、実は損してる?3つの落とし穴

「お菓子が安くなってる!」「アイスがファミリーパックでお得!」
そんな誘惑に負けて、まとめ買いをした経験はありませんか?
一人暮らしの場合、嗜好品のまとめ買いは、節約になるどころか逆に損をしてしまうことも。
そこで、ありがちな3つの“落とし穴”を紹介します。
1.「あると食べてしまう」心理で、いつもより早く消費してしまう
たとえばポテトチップスを買ったとき、大容量パックだと「もう1枚だけ…」と手が伸びる。そんな経験、ありませんか?
人は「あったら食べる」生き物。ストックが多いと、それに比例して消費ペースも早くなりがちです。結果としてすぐになくなって、節約どころか出費が増えることも。
2.つい食べ過ぎてしまい、肥満の原因に
大量に買ったお菓子やスナックを「安かったから」と気軽に食べ続けていると、気づけば1日で何百kcalもオーバー…なんてことも。
特に在宅時間が長い方やストレスを感じやすい人ほど、「口寂しさ」で手が伸びがち。健康の面から見ても、嗜好品のまとめ買いはリスクがあります。
3.飽きてしまい、賞味期限内に食べきれない
「好きだからたくさん買った」のに、途中で飽きて放置。気づけば賞味期限が近づいていて、あわてて消費したり、最悪捨ててしまう…これもよくあるパターンです。
特に同じ味・同じ商品が大量にあると、最初の“嬉しさ”が薄れ、食べるのが義務のようになってしまいがち。これでは節約どころか、完全にムダ遣いです。
じゃあどうすればいいの?おすすめの対策
- 必要な時だけ買う
- 小分けタイプを選ぶ
- 大容量のものは、すぐ手に取れる場所に置かない
ジッパー付きや1食分包装など、食べすぎを防げる形状の商品を選ぶと◎
袋ごと出すのではなく、1回分だけ器に盛るなど工夫すると消費量をコントロールしやすくなります。
節約のつもりで買ったはずの嗜好品が、無駄遣いや健康リスクの原因になってしまっては本末転倒。
「本当に自分にとって必要か?」を意識して、嗜好品の買い方を見直してみましょう。
まとめ買いが向いているもの

以下のような「使う量がほぼ決まっていて、賞味期限がないもの」は、一人暮らしでもまとめ買いのメリットを享受しやすいです。
- トイレットペーパー・ティッシュ
- 洗剤
- シャンプー・コンディショナー
- ゴミ袋 など
「洗剤がたくさんあるからじゃんじゃん洗濯しよう!」…とはなりませんよね。
日用品は直射日光が当たるような場所で保管でもしない限りは劣化することもほとんどありません。
とはいえ、スーパーなどでまとめ買いしようとすると持ち帰るのが大変なので、ネット通販を利用するのがおすすめです。
私が普段使っているゴミ袋がこちら。
薄手ですが丈夫で、価格もお手頃です。
⚠️ 注意点
一人暮らしでは収納スペースが限られていることも多いので、まとめ買いをする際は置き場所の確保を忘れずに。
不要品を処分するなどして、スペースをつくっておくと安心です。
【新提案】まとめ買いの代わりに「ふるさと納税」を使う

まとめ買いしたいけど、どうせならもっとお得に手に入れたい。
そんな方にぴったりなのが、「ふるさと納税で日用品を手に入れる」方法です。
ふるさと納税とは?
応援したい自治体に寄付をすると、寄付金上限額内で寄付したうち2,000円を差し引いた金額が住民税から控除され、さらに「返礼品」がもらえる制度です。
日用品の返礼品が意外と使える!
一人暮らしに嬉しい「まとめ買い返礼品」にはこんなものがあります。
- トイレットペーパー・ティッシュ
- 洗濯洗剤・シャンプーなどのセット
- ペットがいるお家なら、トイレシートなどのペット用品 など
自宅に宅配便で届くので、重たい思いをすることもありません。
▶ まずは「ふるさと納税 日用品」などで検索してみよう
楽天ふるさと納税やさとふる、ふるなびなどでは、レビュー付きで返礼品を比較できるので、初めての方でも安心です。
メリットと注意点
✅ メリット
- 実質2,000円で手に入る(税控除あり)
- 重たいものを運ばずに済む
- 災害用ストックとしても便利
⚠️ 注意点
- 届く量が多いので、あらかじめ収納場所を確保しておく
- ワンストップ特例制度か確定申告の手続きが必要
- 年収によって控除上限が異なるため、寄付額はシミュレーションを活用
おすすめの返礼品
私がふるさと納税でリピートしている日用品をご紹介します。
トイレットペーパー 5倍巻き ペンギン 超ロング 32ロール(静岡県富士市)
1ロール250mの超ロングタイプで、収納スペースが約1/5に。
肌触りは少し硬めですが、気にならない人にはコスパ良好です。
キッチンペーパー スコッティ ファイン 3倍巻キッチンタオル 150カット 2ロール×4パック(秋田県秋田市)
コンパクトで省スペース、しかも吸水力も◎。
4パックの他に2パックや6パックなどもあるので、寄付額の調整もしやすいです。
エルモアティシュー200組5箱×12パック(栃木県佐野市)
定番のボックスティッシュ。
一人暮らしなら1年以上もつ量で、まとめ買いの手間も減らせます。
まとめ:一人暮らしは「買い方の工夫」で生活が変わる
まとめ買いはうまく使えば節約の味方。でも「買いすぎてムダ」「置き場所がない」「結局使い切れない」では本末転倒です。
日用品や消耗品は、収納・使用量・生活動線を考えて、無理のない範囲で買うのが基本。
そこにふるさと納税を上手に組み合わせることができれば、節約・節税・備蓄の“いいとこ取り”ができます。
まずは、よく使う日用品のストックを見直すところから始めてみてください。“とりあえず安いから買う”を卒業すれば、ムダもストレスも減っていくはずです。
コメント
ろんたさん⋯イタイ、イタイ、イターイ😣
1.2.3が突き刺さって、のたうち回りました
🤣🤣🤣
去年よりだいぶマシになったと思うのですが、
スーパーのチラシにつられてカップ麺まとめ買いして賞味期限と戦うのいいかげんにしないと💦
お金減らして体重増やしてる場合じゃないです、反省😓
今日も参考になる記事、ありがとうございました🙏
あはは、ブツ刺さっちゃいましたか笑
確かに即席麺も罠ですね💦
以前私も袋麵の5個パックをよく買ってましたが、賞味期限が近くなって慌てて食べるというのを繰り返していたので買うのをやめました。
食べたいものを少しずつ、が満足度も考えると良い気がしますねー。