10年以上放置していた換気扇を掃除してみた話

壁に設置されたシルバーのレンジフード 暮らし・生活
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10年以上放置していた換気扇のシロッコファンを、ついに掃除しました。
正直、粘土のように油が固まっていて「新品に交換したほうが早いのでは?」と思うほど…。
それでも重い腰を上げて取り組んでみました。

掃除するなら暑い時期がおすすめ

換気扇の油汚れは、気温が高いと柔らかくなり、洗剤が浸透しやすくなります。 逆に冬の寒い時期だと油がカチカチに固まって、同じ作業でも倍の労力が必要に…。 掃除するなら、まだ暑さが残っている時期がおすすめです。

また、寒い時期はシロッコファンを固定している中央のネジが油で固まっていて回らないことがあります。
そんな時は、中央のネジにドライヤーを当てて温めると回りやすくなります。
ドライヤーを当てる際は、変形の恐れがあるため長時間当てすぎないよう注意!

長年放置した油はなかなか取れない

シロッコファンは、ドラム型のプロペラのような形をした部品。見た目は小さな缶のまわりに羽根がびっしり付いている感じで、ここに油汚れがたまりやすいんです。

洗剤をスプレーしても、一度では落ちません。
柔らかくなった部分をヘラで少しずつこそぎ落とし、またスプレーして放置…を繰り返す必要がありました。
アルミの部分に洗剤が長時間触れると変色する恐れがあるため、つけっぱなしにできないのも面倒なポイント。
5回くらいやってなんとか「こんなもんでいいか」というくらいの状態になり、終わった頃には肩も腰もガタガタになりました。

洗剤は強力タイプがおすすめ

家庭用の洗剤やアルカリ電解水程度では太刀打ちできないので、最初からプロ用のような強力タイプを使うのがおすすめです。

今回は「アサヒペン キッチンクリーナー油汚れ用」と「リンレイ 換気扇レンジクリーナー ストロングショット」の洗剤2種類を購入して試してみました。

私の体感では、アサヒペンのほうが汚れの溶け方が早かったです。
リンレイは汚れの溶け方はそこそこあるものの、むせるような匂いが強いと感じました。
匂いを感じなくとも、気分が悪くなる恐れがあるため換気を十分にしながら使用しましょう。

また、いずれも強アルカリでタンパク質を溶かす作用があるため、素手で触ると火傷のような炎症を起こす恐れがあります。
手首まで覆えるゴム手袋を必ず着用して使用してください。

強力タイプの洗剤はコーナンPROのような、プロ向けのものを取り扱っているホームセンターなどでも購入することができます。

かかった時間を考えると業者に頼むのもアリ

一人で掃除したら半日がかり。油は落ちても、正直「もう二度とやりたくない…」と思うくらい大変でした。
達成感はありましたが、かかった時間や肩や腰への負担を考えると、業者に頼んだほうが賢いと感じました。

換気扇掃除の業者は「くらしのマーケット」で探すと、料金や口コミを比較できるので安心です。
私はいつもエアコンクリーニングをお願いしている業者さんがあるので、次からは換気扇もお願いしようと思っています。

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まとめ

換気扇のシロッコファン掃除は、暑い時期に強力タイプの洗剤を使うのがポイント。
長年放置すると油はガチガチに固まり、落とすのにとても時間がかかります。

自分でやってみる価値はあるけれど、「時間や体力を節約したい人は業者に頼む」のがおすすめです。

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