一人暮らしこそ生協が最高だった話|使ってわかったメリットとデメリット

一人暮らしの部屋で、生協の宅配で届いた食材や日用品をテーブルに並べている様子 暮らし・生活

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「生協って、家族の多い家庭が使うものでしょ?」

一人暮らしをしていると、そう思って候補から外している人も多いのではないでしょうか。私も最初はそうでした。でも実際に使ってみると、むしろ一人暮らしにこそ向いていると感じる場面がたくさんありました。

今回は、一人暮らしで生協を使ってみてわかったメリットと、正直なデメリットをまとめてみます。

そもそも生協(コープ)ってどういう仕組み?

メリットの話に入る前に、生協を使ったことがない人のために、ざっくり仕組みを説明しておきます。

生協(生活協同組合)は、利用者みんなで運営する非営利の組織です。利用するには「組合員」になる必要があり、加入時に出資金を払います。とはいえ難しいものではなく、出資金は数百円〜数千円程度で、退会するときに返金されるのが一般的です。

宅配の流れはこんな感じ。

  • 注文する:毎週配られるカタログやアプリ・ネットで、欲しい商品を選んで注文
  • 約1週間後に届く:注文した商品が、決まった曜日に自宅まで配達される
  • 支払いは口座引き落としかクレジット:その都度の現金払いはなく、月ごとにまとめて引き落とし

つまり、「1週間先の食材を、先に注文しておく」スタイル。スーパーのように「今日ほしいものを今日買う」のとは少し感覚が違います。このリズムを押さえておくと、これから紹介するメリット・デメリットがわかりやすくなります。

一人暮らしで生協を使うメリット

買い物に行く時間がまるごと節約できる

一番大きいのは、スーパーに行かなくてもよくなること。

お店に出向いて、カゴを持って歩き回って、レジに並んで……。この一連の流れがまるごと消えます。
仕事帰りにスーパーに立ち寄り、見て回るだけでも30分はかかっていました。
お休みの日に買い物に行くとなると、私の場合は車を出すのでガソリン代もかかります。
買い物に出かけることでかかるコストは意外にバカになりません。

注文はスマホやカタログでできるので、空いた時間にサッと済ませられる。一人暮らしだと自分の時間がそのまま自由時間になるので、この効果はけっこう大きいです。

不在で代わりに受け取る人がいなくても大丈夫。
置き配にも対応していて、冷蔵・冷凍品も保冷箱で品質が保たれるようになっています。

「ついで買い」が減る

スーパーに行くと、つい目についたお菓子や特売品をカゴに入れてしまう。あれ、地味に出費がかさみますよね。

生協は基本的に必要なものを選んで注文するスタイルなので、衝動買いがぐっと減ります。レジ前のお菓子コーナーの誘惑とも無縁です。

少量でも気を遣わずに頼める

「少量でわざわざ来てもらうのも申し訳ない」と感じる人もいるかもしれませんが、その心配は無用です。
生協は同じ地域を配達員が決まったルートで回る仕組み。きっとご近所にも会員がいます。
なので、注文が少なくても気を遣う必要がありません。一人分のちょうどいい量を、気にせず頼めます。

地元では買えないものが手に入る

近所のスーパーには置いていない食材や、地方の特産品などが企画されていることがあります。

普段の買い物では出会えなかった商品が、カタログをめくっているうちに見つかったりする。品揃えの幅が広がるのは、生協ならではの楽しみのひとつです。

品切れに振り回されにくい

スーパーだと、お目当ての商品が品切れでがっかり…ということがありますよね。
生協は注文制なので、スーパーで売り場を探し回るような手間はありません。

もちろん、商品によっては欠品や抽選、代替品になる場合もあります。それでも、「せっかく買いに行ったのに売っていなかった」というストレスが減るのは、思った以上に快適です。

重いもの・かさばるものも玄関まで

お米、調味料、トイレットペーパー。重くてかさばるものを運ばなくていいのは、一人暮らしにとって本当にありがたい。

買い物袋を両手に提げて、汗だくで帰る必要がありません。玄関先まで届けてもらえるので、体力的な負担がぐっと減ります。

一人暮らしで生協を使うデメリット

ここまでメリットを並べてきましたが、いいことばかりではありません。実際に使ってわかったデメリットも正直にお伝えします。

つい買いすぎてしまう

カタログを見ていると、あれもこれも良さそうに見えてくる。気づいたら注文しすぎていた、ということが起こります。一人暮らしだと食べきれずに余らせてしまうことも。「本当に必要か」を一呼吸おいて考えるクセが必要です。
私は注文締切日にもう一度カートを見直し、冷蔵庫の中身と見比べて不要なものは削除するようにしています。

注文から届くまで約1週間

生協の最大のクセがこれ。注文してから手元に届くまで、およそ1週間かかります。「今日これが食べたい」には応えてくれません。1週間先の自分の食事を想像しながら注文する感覚に、最初は少し戸惑うかもしれません。

注文時にうっかり忘れたものがあると、結局スーパーに行くことになります。生協だけで完結させるには、ある程度の計画性が求められます。

品揃えに偏りがある

スーパーに普通に置いてある商品を扱っていないことはよくあります。
「どうしてもアレでないとダメなんだ!」という時はスーパーに走るしかありません。
買い物に行く時間を節約することを優先する場合は別のもので代替しましょう。

また、商品は週ごとの「企画」で入れ替わります。前に買ってよかったものが、今週は載っていない、ということも。欲しいタイミングと企画が合わないもどかしさはあります。

注文しなくても宅配サービス料がかかる

特に注文したいものがない時は、何も注文しなくても構いません。
ですが、宅配がある時と同様に宅配サービス料がかかります。
もし、何らかの理由で長期にわたってお休みしたい時は申し出れば休会となり、宅配サービス料はかかりません。

実際に見て買いたい人には向かない

当然ですが、事前注文なので実物を見て買うことができません。
加工品なら特に大きな問題はありませんが、野菜や果物などは個体差があるため好みの状態のものが届かないこともあります。
また、実際にスーパーに出向いて買い物を楽しみたいという人には向かないシステムになります。

ネットスーパーとの違い

「それならネットスーパーでもいいのでは?」と思う人もいるかもしれません。

たしかに、すぐに必要なものを買うならネットスーパーのほうが便利です。今日・明日に欲しいものを注文できるので、スーパーに近い感覚で使えます。

一方で、生協は「今すぐ買う」というより、1週間先の食材や日用品をあらかじめ整えておく感覚に近いです。

簡単に比べると、こんな違いがあります。

比較項目生協ネットスーパー
届くタイミング注文から約1週間後当日〜翌日が多い
向いている使い方毎週の食材・日用品を整える今すぐ必要なものを買う
受け取り方置き配に対応している手渡しのみの場合もある
宅配料比較的安い生協より高い場合が多い
衝動買い比較的しにくい商品を見ていると買い足しやすい

生協は地域によって利用できるサービスが異なります。
気になる方は、まずはお住まいの地域で利用できる生協宅配を確認してみるのがおすすめです。

まとめ:一人暮らしにこそ生協を推したい

生協は、一人暮らしの「買い物のめんどくささ」をまるごと引き受けてくれる存在です。

時間の節約、ついで買いの抑制、重いものを運ばなくていいラクさ。デメリットを差し引いても、得られるメリットのほうが大きいと私は感じています。

「1週間先を見越して注文する」という生協ならではのリズムさえつかめれば、一人暮らしの強い味方になってくれるはず。気になっている人は、まずは試してみる価値ありです。

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