広すぎる持ち家に一人暮らしってどうなの?メリット・デメリットを正直に語る

一軒家に住む一人暮らしを象徴するシンプルな家の模型 暮らし・生活
自由で快適。でも、守るのは全部ひとり。戸建てソロライフの本音。
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一人暮らしというと、ワンルームや1LDKのマンションを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
でも私は、築16年・4LDKの戸建てに一人暮らしをしています。

「広い家にひとりなんて、うらやましい!」と言われることもありますが、正直なところ良いことばかりではありません。

この記事では、広すぎる持ち家に一人暮らしするリアルなメリット・デメリットを、実体験をもとにご紹介します。


メリット編:自由度が高い

1.近所の騒音が少ない

集合住宅だと上の階や隣の部屋の住人の足音や生活音が響いてきますが、戸建てだと音によるストレスはかなり少ないです。
音に敏感な私にとってはとても大きなメリットです。

2.ペットを気にせず飼える

賃貸の集合住宅だと「ペット可」でも音やニオイに気を使いますが、吠え癖が強いワンちゃんとかでもない限りはその配慮はほぼ不要。
うちの犬も、のびのびと暮らしています。

3.収納に困らない

収納スペースは余るほどあるので、季節ごとの入れ替えや日用品のストックも余裕。
ただし「油断すると物が増える」という落とし穴もあります。

4.電力に余裕がある

ヒーターと電子レンジを同時に使ってもブレーカーが落ちることがありません。
地味だけど暮らしの快適度が上がります!

5.駐車場代がかからない

マイカーをお持ちの方の場合になりますが、自宅にガレージがあれば駐車場代が浮きます。
今住んでいる家も、ガレージ付きを条件に選びました。
月極駐車場だと地域にもよりますが月に1万円〜かかるので結構な出費に。


デメリット編:自由には責任がつきまとう

1.町内会(自治会)の役員や当番が回ってくる

「一人暮らしだから…」は通用しないのが現実。役員や掃除などの当番が順番で回ってきます。
町内会の入会は義務ではないとされていますが、地域によっては断るとちょっと気まずくなることも。
また、夜道を照らしてくれる防犯灯や共有の消化器などを町内会が管理していることも多いため、入会しておいたほうが安心です。
※地域によっては年会費が高額な場合もあるので、事前に確認をおすすめします。

2.固定資産税がかかる

毎年しっかり請求されます。
固定資産税は基本的に建物の経年劣化により年々下がっていくので、「今年と同じくらい置いておけば大丈夫かな」と思う金額を口座に残しておくようにしています。

3.修繕費が不安

集合住宅なら雨漏り、外壁補修、給湯器などの劣化や故障があっても共益費で修繕してもらえますが、持ち家の場合は何かあったときの修理費が全部自己負担。
「賃貸の共益費って有り難かったなあ」とあらためて思いました。

4.掃除が大変

部屋が多いとシンプルに掃除が面倒です。
私は不要な物はなるべく手放し、ロボット掃除機を導入して何とか維持しています。


まとめ:それでも、この暮らしが私は好き

私はもともと母と二人でこの家に暮らしていましたが、母が10年前に病気で亡くなり、それ以来ずっと一人で暮らしています。

最初は「この広い家を自分ひとりで守っていけるのか?」と不安に思うこともありました。
でも今では、この家と犬との静かな暮らしが、私にとって安心できる居場所になっています。

大変なこともあるけれど、「自分の家、自分の空間」で暮らせる心地よさはやっぱり格別。
これから戸建てで一人暮らしを考えている方や、実家を相続して一人で住むことになった、などの方の参考になればうれしいです。

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